此処はエンドブレイカー!(TW3)に於けるキャラクター、サギリ・スカーレット(c09180)のブログです。
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小話っつーかサギリの独白みたいなもの。
滔々と語る。
滔々と語る。
―――私には隙が無い、とよく言われる。
…確かにそうやもしれぬ。
それはそうなのだ。
私にとっては当然の事。
…しかし、それの後には大抵こう続く。
―――それ程いつも気を張り詰めて、疲れやしないかい?と。
そう言われてしまえばそれは、はて、違うのだと感じる。
私は隙を作らぬように気を張り詰めておるのではない。
そう、それは私にとって“当然の事”―――即ち、身体で、精神で、自然とそうしておるというだけの話なのだ。
常に周囲に気を張るという事はもはや当然の事。
まさに、呼吸と同じように。
―――殺さねば生きていかれぬ世界を今の今まで歩いておったのだから。
…否、今でも歩いておる。
まだ世界を知らぬ井の中の蛙同然であった頃から、命を狙われる事も奪う事すらも、私の生活を形作る日常。
そんな、世界だ。
私、というものは。
だから隙を作らぬ事に疲れなど感じる事は無い。
何故なら奪って奪われぬ為には不可欠な事であるがゆえに。
つまりは、奪い奪われぬようにする事すら呼吸と同じようなものなのだ。
奪われぬようにせねば、死んでしまう。
奪わねば、死んでしまう。
私という存在が消えてしまう。
―――天は人の上に人を作らず―――
―――屍の上に私は作られる―――
そういう事なのだ。
―――御静聴、感謝。
=*=+=*=+=*=+=*=
※途中から何が書きたかったのか忘れちゃったよ。
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